カルチャ・ギャップ・マネジメント
内容説明
中国人の“問題ない”が“問題だらけ”なのはなぜ?不可解な言動のウラには、思いも寄らぬギャップがあった!文化の違いから生じる「なにこれ?」をいかにやり繰り(マネジメント)するか―“没問題”と“問題だらけ”を橋渡しする心得を、第一線のコンサルタントが惜しみなく公開。カルチャー・ギャップのマネジメントは、生き方のマネジメントだ。
目次
第1章 食い違いを活力に変えるカルチャー・ギャップ・マネジメント
(お見舞いのひと言で病院から蒸発?;赴任の演説で大失態 ほか)
第2章 人付き合いを円滑にするカルチャー・ギャップ・マネジメント
(“距離の駆け引き”でストレス軽減―迷惑論1;“集団同調”と“思い込み”の微妙な関係―迷惑論2 ほか)
第3章 逆の視点で一歩先を照らすカルチャー・ギャップ・マネジメント
(相手の夢に合わせて“本流”をつかむ;“楽しい”は罪か? ほか)
第4章 ぶつかる力で創発を生むカルチャー・ギャップ・マネジメント
(侃々諤々、板を叩く!;こうすればよい“会議効率化法” ほか)
第5章 相手の生き方に真理を探るカルチャー・ギャップ・マネジメント
(ビジネス・フロンティアは“無法地帯”にあらず;“論理話法”と“感情話法”を使い分ける ほか)
書評
竹内様より
タイトルのカルチャー・ギャップ・マネジメントを頭に置きながらページをめくるといい意味で裏切られました。退屈なノウハウ伝授の講義形式ではなくエピソードを通して異文化を理解するカタチ。まるで短編小説を読み進めているかのようで、最後まで読者を飽きさせない内容になっていると感じました。
書籍についてポッドキャストなどの媒体を通してリスナーの皆さんにお勧めしたいと思います。著作のご紹介を以下のリンクの通りです。
https://voicy.jp/channel/2310/293666
株式会社マルタ 代表取締役社長執行役員 鶴田諭一郎より
筆者は中国人コンサルタントであり主に日本企業が中国に進出した際のコンサルタントをやられているとあった。「中国人の社員をマネジメントするのは至難の業だ」というのは良く聞く話であるが、ギャップ(文化の違い)を理解し、その違いをマネジメントすることについて豊富な実例を挙げてわかりやすく解説されています。混沌とした今の世の中、文化の違いというギャップについて考えるもよし、社内やコミュニティの中での自分と他者の違いについて考えてみるもよいと思いました。あっという間に読めるので、ぜひ続編を期待します!